「第7回防災担当者会議:防災講演会」を実施しました

2018.07.11 (Wed)

2018年7月11日(水)、第7回防災担当者会議において防災講演会を実施し、協議会会員企業・団体の防災担当者23名(15団体)の皆様にご参加いただきました。

今まで竹芝地区の共助として情報共有について話し合ってきましたが、今回の防災講演会では「災害対応における《情報共有》とは何か」というテーマで、国立研究開発法人 防災科学技術研究所 主幹研究員 花島誠人様にご登壇いただきました。

防災科学技術研究所(NIED)で行っている研究開発の概要、府省庁と連携した情報共有の取組み、及び九州北部豪雨(2017年)や大阪府北部地震(2018年)など実際の災害現場での取組み等についてご紹介いただきながら、大規模な災害に直面しつつ、情報を共有し、共通の状況認識を確立するとはどういうことなのか、そして備えとしての防災情報の大切さ等についてご講演いただきました。

西日本を中心とした2018年7月豪雨により広島県庁で実際に活動を行われていた直後での講演会でもあり、災害現場の状況、情報共有の難しさ等についてリアルタイムで話を伺う貴重な機会となりました。地区防災や地域防災において、災害リスク情報を共有することにより、共通の情報認識を形成することが災害レジリエンスの基本となるとのことで、災害が起きる前から出来ることとして、自治体等からの防災情報の共有を行い、災害に備えて参りたいと思います。

<実施概要>
■実施日時
2018年7月11日(水) 16:00~17:00
■会場
ニューピア竹芝サウスタワー4階会議室(A+B+C)
■主催
竹芝地区まちづくり協議会
■参加者数
協議会会員23名(15団体)
■内容
防災講演会テーマ「災害対応における《情報共有》とは何か」
講師:国立研究開発法人 防災科学技術研究所 主幹研究員 花島 誠人氏